一枚で着ても恥ずかしくないシャツがほしい
最近手持ちのシャツをほとんど処分しました。
クローゼットの中が何となく整理できてないなと思いながら、全部一旦出してみると、「あまり着てないな……」と思うシャツや、「これどのパンツと合わせればいいんや……」と思うものが結構ありました。
どうせやるならガッツリやってしまおうということで、絶対着る予定があるもの以外はすべて処分しました。
そのうえで、他のアイテムを邪魔しないスタンダードなシャツを探すことにしました。
有力候補は3つ
ネットで事前に調べたところ、
- Brooks-Brothers:ノンアイロン ピンポイントオックスフォード ポロカラーシャツ Regent Fit
- Polo Ralph Lauren:コットン オックスフォード スポーツシャツ
- 無印:新疆綿洗いざらしオックスボタンダウンシャツ
この3つのうちどれかを買えばいいかなという結論になりました。
候補1 Brooks-Brothers:ノンアイロン ピンポイントオックスフォード ポロカラーシャツ Regent Fit
Brooks-Brothersは1818年にアメリカ、ニューヨークでブルックス家によって創業された、アメリカで最も歴史のある衣料品店です。
愛用者も多く、バラク・オバマ、エイブラハム・リンカーン等多くのアメリカ大統領も着用していたとか。
まさにアメリカの歴史とともに歩んできた優良老舗メーカーです。
そんなBrooks-Brothersが手掛けるオックスフォードシャツは、スーピマコットン100%でありながらノーアイロン仕上げということで、着心地と手入れのしやすさを両立したまさに名品です。
価格は、税抜13,000円と少々高い印象を受けます。
HPではこのスーピマコットンについて以下のように説明されています。
【Brooks-Brothers HPより】
スーピマという言葉は、ピマ族という先住民の部族名の“Pima”と「上質の」という意味の“Superior”から由来しています。
アメリカ南西部の限られた地域でしか栽培されず、世界で毎年生産される綿花生産量のごくわずかしか採れない
この希少性の高い綿は、「綿のカシミヤ」とも呼ばれ、世界中で高く評価されています。
http://www.brooksbrothers.co.jp/top/cms/asp/page.asp?id=supima
非常に肌触りがよく、着心地が抜群なようです。
ただしスーピマコットンがめちゃくちゃ高級かというとおそらくそういうわけではないようです。なぜなら、ユニクロなど各種ファストファッションブランドでもスーピマコットンを使用した商品があるからです。
したがって、素材の良さで付加価値をつけているよりは、
Brooks-Brothersの持つブランド価値、縫製など仕立ての良さが値段に繋がっていると思います。
候補2 Polo Ralph Lauren:コットン オックスフォード スポーツシャツ
ラルフローレンは、ラルフ・リーベン・リフシッツ( Ralph Rueben Lifshitz )によって1968年に設立されたブランド。
ブルックスブラザーズとも並ぶアメリカのトラディショナルブランドで、英国のトラディショナルファッションをアメリカに落とし込んだ米国トラッド(アメトラ)が特徴です。
自身がブルックスブラザーズのセールスマンを経験していたのだとか。
そんなラルフローレンで気になったのがこちら。
15,000円(税抜き)とこちらもなかなかなお値段。
胸のロゴがやはりポイントになるので一発で「あラルフローレン着てるね」とはなるので、
そういった意味ではいい物を着ているという主張にはなるからいいのかも。
候補3 【おススメ!】 無印:新疆綿洗いざらしオックスボタンダウンシャツ
最後は結局購入を決めた無印のオックスフォードシャツの紹介。
確かに、ブルックスブラザーズもラルフローレンも商品として一段抜けているのは理解できているつもりです。実際店舗に行って生地の感じやシルエットも見てみたけどやっぱり「名品」には「名品」といわれる所以があるなという感じです。
ただ、自分がオックスフォードシャツに求めているものからすればちょっとオーバースペックな気がします。
- シンプル
- 他のファッションアイテムの邪魔をしない
- 一枚で着ても恥ずかしくない
といった条件を満たせばいいわけです。
高いシャツは確かに見る人が見れば一発で「いい物を着ている」と分かり会話のネタにもなり、自慢できるかもしれないですが、そういった他からの目線を意識しなければ無印のオックスフォードで必要十分だと思います。
休日に着ていくわけだから、日々汚れるし何かこぼしたり跳ねたりすることももちろんあるわけで、その時に「あぁ…高かったのに……」と思うよりは「それなりに着たからもういいや。新しいきれいなものを買おう」と思える方が気楽でいいかなと思います。
安いからと言って質が悪いわけでは全くない


この無印のオックスフォードシャツ、2990円(税込)と圧倒的な安さを誇っています。
(お安いのでおかしんは白とネイビー二着を購入しました。)
だからと言ってつくりがチープなわけではなく、
ハンガーループや脇マチもしっかりとあり、むしろディティールにはこだわっています。


生地も適度な厚みがあり、
ざっくりとした編みが休日のカジュアルな感じには非常にマッチすると思います。
スーピマコットンに負けず劣らず新疆綿
この生地に使用されている「新疆綿(しんきょうめん)」ですが、 世界最高峰といわれる中国新疆地方、天山山脈の豊かな水源と雄大なる大地で採取された綿で、 通常の綿よりも繊維が長く仕上がりがシルキーで滑らかになるそうです。(場合によってはスーピマコットンよりも繊維が長いみたいです。)
ということは、価格に生地の高級さは反映されているものの、企業努力によって価格を抑えているってことですね。
しかも、このシャツの新疆綿はオーガニックコットンというこだわりっぷり。
無印さん圧巻です。
オーガニックコットンの詳しい説明↓
着心地も全く違和感ないですし、
価格とのバランスが取れたまさにこれからの定番オックスフォードシャツだと思います。
カラーバリエーションも豊富なので、
お好きな一枚をどうぞ!!
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