都心にひっそりとたたずむお店
乃木坂に 中国料理世界大会に出場見事に優勝した人が作る餃子があると聞いて、
餃子好きとしては我慢できず食べに行ってみました。
なにやら店主さんは、那須にお師匠さんがいるらしいですが、
そこのお店がどこなのかはわかりません…笑
亜細亜割烹 蓮月へのアクセス

蓮月へは千代田線の「乃木坂駅」の5番出口を右側に出て、
一つ目の道を入っていたところにあります。
一つ目の道に入ることさえ間違えなければ、
お店自体は簡単に見つかりますが、
飲食店が並んでいるわけでもなければ、
夜はちょっとくらいので、
行き過ぎないように注意してください。
ちなみに帰りは半蔵門線の「青山一丁目駅」から帰りましたが、
こちらもそこまで遠くないのと、公園の脇を通ってなんだか気持ちが良かったので、
半蔵門線が使いやすい人はそこから歩いてもいいかもです。
店内の様子

店内はカウンターが5席とテーブル席が1つ(多分6人かけ)なので、
数日前には予約をしておくことをおススメします。
キッチンはオープンキッチンで、
餃子を焼いている様子も良く見えるので、
待っている時間も含めて楽しむことができます。
ちょっとこじんまりとしていて、
隣の人の会話もちょっと聞こえるようなアットホームな雰囲気で、
乃木坂といえども気取らず食べることができます。
メニューの上から下まで堪能すべし
メニューのバリエーションは少な目


お店の広さと従業員の人の数ということもあるとは思いますが、
食べ物メニューはトータルで6種類とちょっと少な目ではあります。
ただ、
「餃子をメインとしたフルコース」と認識して上から食べていくと、
最終的には大満足!な状態になるので、
それはそれでいいんだと思います。
変にメニューが多すぎても迷うだけなので、
店主さんが厳選したオールスターだと思っていただきましょう。
お通しとサラダで、1杯やれちゃう

お通しはザーサイと唐辛子の和え物です。
まぁまぁなピリ辛加減で、
最初のビールが良く進みます。
餃子のたれは「焼き餃子」と「水餃子」で分かれていて、
何が違うのか聞いたところ、
水餃子の方には黒酢が入っているとのことで、
めちゃくちゃ違うかといえばそうでもないです笑
店主が調合してくれて絶妙なバランスになっているので、そのままいただきましょう!

青唐辛子と胡瓜と香菜のサラダ(香菜=パクチー=コリアンダー)です。
水菜も入っていてシャキシャキ感があってパクチー好きな人にはたまらん一品です。
この後食べるラムの水餃子との相性もばっちりです!
青唐辛子の辛みは結構強めなので、
”辛いのが苦手!”という人は、
うまく避けながら食べましょう(全部緑なので不意にヒットする時があります。)
とは言っても、
いたずらに辛くしているわけではなくアクセント程度なので、
是非食べてみてください。
焼き餃子と水餃子は結構方向性が違う

ツルツルすぎて皿の上で滑ります笑

餃子は「水餃子」と「焼き餃子」の二種類ありますが、
この二つが結構方向性が違っていて、
食べていて面白かったです。
ここまで同じ店なのに違うところってなかなかないんじゃないかなぁ~。
水餃子はラム肉を使っているので、
一口食べるとラムのうまみが広がって、
香りが鼻から抜けていきます。
ラム自体結構ヘルシーな肉なので、
たれの黒酢とも相まって、さっぱりといただけます。
焼き餃子は、
そこまで冒険している感じではなく
肉がしっかりと詰まっていて食べごたえがあります。
王道を地で行くタイプで、
初訪問でしたが、
「きっとまたいきたくなるんだろうな」っという気が何となくしてしまう餃子です。
炒め物もうまい

メニューからは想像できなかったのですが、
王道の茄子の味噌炒めです。
メニューの中では一番味付けがしっかりしているので、お酒の進み具合も勝手に早くなります。
昔だったらこれに白飯が最高だと思っていましたが、
しょっぱいものとビールの無限ループを体感した今それに勝るものはないと思っています。

ラム肉の炒め物はクミンを結構効かしているので、
クミンの独特な風味がそんなにって言う人はお勧めできないです。
クミン大好きだよ〜という人は、ラムの旨味とクミンの爽やかな香りが絶妙で、なかなか家とかで真似できるレベルではないので、食べてみてください。
インド料理屋でもこの手のクミン炒めがあるような気がしますが、
大陸で地続きだから、スパイスが広まってその土地のアレンジになっていくのかな〜
なんて余計なことを考えながら食べていました。
シメは必ず頼むべし!!

締めはタラコと干貝の冷やしそばです。
これは本当に美味しいので、いくら餃子が好きな人でも、お腹は残しておいてください!!
麺は冷やして締めているわけではなく、常温に近いです。(盛岡のじゃじゃ麺くらい)
貝のうまみとタラコの食感、麺の喉越しがたまらず、大人数で来ると多分争奪戦になります。
餃子愛のあふれる店主さん

と何やら作業をする店主さんの後ろ姿
店主さんは基本的にとても忙しそうにしてますが、
たまに従業員さんの料理動画を撮ったりとなんだか愉快な人でした。
iPhoneには特大餃子が付いていて、なにそれー!と聞いたら嬉しそうに写真を撮らしてくれました笑
絶対邪魔だと思うんだけどな〜。餃子大好きなんだろうな〜。
まとめ
亜細亜割烹 蓮月は餃子と美味しい中華の楽しめるとても素敵なお店でした。
中華屋さん特有のガヤガヤした感じもないですし、
オシャレにサクッと飲んで帰るにはもってこいのお店です。

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