たまにはチキンカレー以外の具材を試してみたい
チキンカレーを何回か作っていると、
そろそろ違う味にも挑戦してみたいな~と思うようになってきました。
カレーは、
- ホールスパイスをテンパリング
- 玉ねぎを炒める
- うまみ成分を足す(トマトとか)
- パウダースパイスを入れる
- 具材を入れる(火を通す)
- 水分(スープ)を足して少し煮込む
- 仕上げの味を入れる
の行程を大体踏んでいます。
特に、4番までの行程は一緒でも、玉ねぎへの火の入れ具合(脱水具合)と、
4番以降の行程で方向性を変えれば、かなりタイプの違うカレーが作れるんじゃないかということで、
シーフードを使って夏に合うカレーを作ろうということで挑戦してみました。
レモンシーフードカレーに挑戦
今回のイメージは、
レモンを入れて、さっぱりとしたカレーに仕上げたいということで、
色もなるべくイエローに近いところを目指していきます。
具体的には、
- ホールスパイスをテンパリング→いつもと一緒
- 玉ねぎを炒める→火を入れすぎると色がつきすぎて茶色くなるので、ややキツネ色ぐらいでストップ
- うまみ成分を足す(トマトとか)→赤色に近づいてしまうので、今回はパス
- パウダースパイスを入れる→イエローに近づけるため、ターメリックを気持ち追加。
チリペッパーは気持ち減らした。 - 具材を入れる(火を通す)→市販のシーフードミックスを投入(本当は自分で下処理した方がいいと思いますが、手間を惜しみました。)
- 水分(スープ)を足して少し煮込む→トマトを入れなかったから出汁の素を入れて風味をアップ
- 仕上げの味を入れる→生クリームとレモンを入れて軽く煮込んだ
という感じでアレンジを加えました。
途中までは普通のチキンカレーと一緒ということで、
チキンカレーも同時並行で作って相盛りにしました。
完成したカレーはこんな感じ
↓↓

生クリーム人パックはレモンカレーだけでは使いきらなかったので、
チキンカレーにも少し加えて、
濃厚な口当たりに仕上げることができました。
色もレモン色に近く仕上げることができました
玉ねぎの火入れを調整したことと、
生クリームを加えて白色の要素をふやしたことで、
イメージ通りの黄色に近い完成になりました。

魚介のうまみはあるけれど、
生臭さのようなものはレモンが上手く消してくれていて、
とてもさっぱりとした口当たりになりました。
別にレモンは食べるわけではないので、
盛り付けるときにすでに外してもいいんだけど、
だんだんレモンの果汁がカレーに染み出る気もするし、
何よりビジュアル的に夏らしい感じなので、あえて盛っています。
また、玉ねぎの火入れが弱いので、
玉ねぎ自体に粘度が出なかったことと、
トマトを入れていないので、
その分つなぎとなる要素が少なかったことが相まって、
割と汁気の強いカレーになりました。
ご飯とよく混ぜて食べるととてもおいしかったです。
今回は生クリームを使って粘度を出しましたが、
もともとのスープをココナツミルクに替えてもおいしいかもしれません。
まとめ
基本のチキンカレーの作り方をそれなりに抑えることができれば、
うまみの素、スープ、具材、仕上げの香りを調整することで、
自分なりにアレンジできることが分かりました。
色々なパターンを試してみて自分のベストカレーを早く見つけたいです。
基本のチキンカレーを作ってみた回はこちら
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