牛肉と豆苗の麻辣咖喱(大久保 「魯珈(ろか)」さんのレシピ)を作ってみた(料理通信8月号)

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どこまでがカレーでどこからがカレーじゃないのか

ということが最近気になり始めました…

どうでもいいかもしれないんですけど、スパイスを使って具材を煮込むことがカレーなのであれば、スパイスの種類はなんでもいいのかってことです。

例えば、普通なら使わない山椒や八角を使っってもカレーなのか?逆にクミンやコリアンダーを使わなかったらカレーじゃないのか?

もしかすると、麻婆豆腐もカレーと言い切ればカレーになるのかもしれないです。(カレーと思って食べたことはないですが。)

そんなことを考えている最中、料理通信の8月号で、大久保の人気店魯珈さんが麻辣咖喱の作り方を教えてくれていたので、

これを作れば疑問の答えがありそう!

と思って早速使ってみました。

牛肉と豆苗の麻辣咖喱を作ってみた

スパイス使いに特徴あり

麻辣咖喱では、最初のスパイス使いに特徴がありました。

マスタードシードと一緒に入っているのは八角です。

この時点でかなり中華系の香りが漂います。

でも八角もスパイスであることには変わらないから、この時点でカレーじゃない!!っていうのはやっぱり違う気がします。

他のスパイスも自分がカレーを作るときと大体同じ。

詳しくは本を読んでみてください。

玉ねぎも、ホールのスパイスにある程度火を通せたら入れていきます。

食感を残すために飴色にはしないみたいです。

そのあとは牛肉を入れて、火を通したら真ん中のスパイス(スパイスの種類はチキンカレーとほぼ一緒)

その直後に仕上げの香りとして五香粉(中華系のミックスパウダースパイス)を入れます。

五香粉を入れるのは確かに普段と違いますが、これも仕上げの香りでパウダースパイスを入れることはよくあるからカレーじゃない!という要素にはならないですね〜。

ちなみにスパイスを入れてから、強火で炒め続けるのですが、ここはいつも作るカレーとは少し違いますね。

最後に、ガラスープとトマトのペースとを入れて完成です。

ちなみに本にはトマトを入れるタイミングが書かれておらず、いつ入れるんだ???状態で結構困惑しました。

というかなにがカレーと違うのかを考えすぎてトマトを用意したのに入れ忘れていることにも気づきませんでした…

あれ〜と思いながら本を見返してみてもレシピにトマトの文字が一切ありません

味見をしてみると明らかに旨味が足りないのでまあとりあえず入れるんだろうと、豆苗を入れる前に入れちゃいました。

実はこれ、これは本の誤植みたいで、

とのことでした。

最後に入れるのでいいみたいです。

作らないと気づかないですねきっと。

どんな味になったのか?

見た目は完全にカレーです。

ターメリックライスにカスリメティを乗せるともっとカレーです。

お皿をがらつきにしたので少しエスニックというか中華のようになりました。

ただ香りは明らかにいつもとは違う中華な香りがしています。

一口食べてみると、

八角の香りが鼻から抜けて、いつものカレーの味がメインでしつつも五香粉がどこかに隠れていて、最後は山椒のピリッと感がしたの残る感じでした。

いつものカレーよりもスパイスの香りの変化が強く感じられて、ゆっくり味わいたくなるカレーです。

バクッ

うまい!!

というよりは、う〜んうまいねぇ(しみじみ)みたいな技巧派の味です。

忘れた頃にまた食べたくなるツウなお味でした。

皆さんもぜひ試してみて下さい!

結局カレーってなんなの?

結局カレーとは何かという明確な答えは見つかりませんでした…

謎は深まるばかり…

でも、使うスパイスが中華系などとなると、いままでの経験上から八角=中華!みたいな認識になるのかなあってくらいの感じです。

カレーは知れば知るほど奥が深いからやりがいがあります。

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