ホールスパイスを入れるタイミングが気になる
カレーを作るときには
・ホールスパイス(オイルに入れて香りだし)
・パウダースパイス(ベースの香り)
・リーフやガラムマサラなど(最後の香り)
が基本だと思います。
ホールスパイスは油に香りが移るものが多いので、
油と一緒になじませるのはよくわかるんですが、
大体100度に行かない(もっとしたの温度)で香りが移るみたいです。
今まではなにも考えずにホール→パウダー→仕上げの順番を守っていましたが、
よくよくかんがえると、
ここで一つの問題が発生するわけです。
香りを出したホールスパイスをいつまで鍋の中に入れておくのか??
香りを出した後に玉ねぎを炒めたりなんだかんだするあいだで、
鍋中の温度はどんどん上がるはずで、
ホールスパイスが香りが出る良い温度は裕に超えてるんじゃないかと……
ホールスパイスを入れるタイミングをずらす
なので今回はこんな感じで取組をしてみました。
玉ねぎをいためて飴色にしたところに、
ホールスパイスを油で香りだし→パウダースパイスを入れて香りだし→生クリームで熱くなった油を落ち着かせる
といった順序に入れ替えて、
カレーを作ってみました。
要するに飴色玉ねぎにスパイスペーストを入れる感じです。

こんな感じのペーストが出来上がりました。
お味はいかほどに??
実験の結果としては、
ホールスパイスの香りは遜色なく出ていたし、
口の中に入った時も焦げているような感じはなかったので、
これはこれでありかなぁって感じです。
ペースト状にしたことで、
飴色玉ねぎの中にスパイスを入れるときよりもうまくパウダースパイスに火が通った感じがして、
ベースの香りがうまく引き立っている気がしました。
仕上げにガラムマサラを入れることもあるので、
スパイスを入れる順番も再考するのも必要なのかもしれません。
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